目次
1. 基本的な使い方
手順
- TLN_AI_CHATの画面を開く
- 必要に応じて「AIへの事前指示」に指示を入力する(任意)
- 「AIへの指示開始」 ボタンをクリック
- チャット入力欄に質問を入力して 「送信」 をクリック
- AIが自動的にTALONのデータを検索・分析して回答します
質問の例
- 「受注データを分析して」
- 「商品別の売上ランキングを出して」
- 「今月の受注件数と金額をグラフで見せて」
- 「顧客Aの受注履歴を調べて」
2. 画面の説明
検索条件エリア
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 全文検索を利用する | チェックすると、Fess全文検索によるデータ横断検索が可能になります(オプション機能、要セットアップ) |
| AIへ事前指示 | AIへの事前指示を入力します。会話全体に適用される指示として機能します |
ボタン
| ボタン | 説明 |
|---|---|
| AIへの指示開始 | 事前指示を適用してチャットを開始します |
| クリア | 会話をリセットして最初からやり直します |
| 送信 | メッセージをAIに送信します |
| MD保存 | 会話内容をMarkdown形式で保存します |
| HTML保存 | 会話内容をHTML形式で保存します(ダッシュボード等のHTMLコンテンツを含む) |
チャットエリア
- 右側(紫): ユーザーのメッセージ
- 左側(白): AIの回答
- AIがHTMLコンテンツ(グラフ、ダッシュボード等)を生成した場合、プレビューが表示されます
- 「プレビュー表示」: チャット内にプレビューを表示
- 「別ウィンドウで開く」: 新しいウィンドウで全画面表示
- 「HTMLダウンロード」: HTMLファイルとしてダウンロード
3. 質問の仕方とコツ
AIが自動で行うこと
AIは質問に応じて以下のツールを自動的に使い分けます。ユーザーが意識する必要はありません。
| AIの動作 | 説明 |
|---|---|
| 機能を探す | TALONにどのような業務機能があるか検索します |
| 項目仕様を確認する | 機能のカラム名・データ型・検索条件を調べます |
| データを検索する | 条件を指定して業務データを取得します |
| データを集計する | GROUP BYや集計関数でデータを集約します(トークン節約) |
| 全文検索する | キーワードで全機能を横断検索します(オプション) |
効果的な質問のコツ
具体的に聞く
- NG: 「データを見せて」
- OK: 「受注一覧から今月の受注件数と金額を集計して」
グラフやダッシュボードを依頼する場合は明示する
- 「グラフで見せて」「ダッシュボードを作って」と伝えるとHTMLで視覚的に出力します
- 明示しない場合はテキストで回答する場合があるのでその場合はHTMLで出力してと伝えると出力します
段階的に聞く
- まず「どのようなデータが使えますか?」で概要を把握
- 次に「受注データの構造を教えて」で詳細を確認
- その後「受注金額を月別に集計してグラフにして」で分析
4. 事前指示の活用
「AIへ事前指示」に入力した内容は、会話全体を通じてAIに適用されます。
使い方の例
| 事前指示 | 効果 |
|---|---|
| 受注系情報だけを扱ってください | AIが受注関連の機能のみ検索・分析します |
| 回答は必ず日本語にしてください | 言語を固定できます |
| グラフは棒グラフで統一してください | 出力スタイルを指定できます |
| 機能ID: SAMPLE_JYUCYU_LIST を使って分析してください | 対象機能を固定できます |
注意事項
- 事前指示は「AIへの指示開始」ボタンを押した時点で適用されます
- 会話の途中で事前指示を変更した場合は「クリア」して再開してください
- 事前指示の内容は会話の保存(MD/HTML)にも含まれます
5. 全文検索機能(オプション)
「全文検索を利用する」にチェックを入れると、Fess全文検索システムによるデータ横断検索が可能になります。
全文検索が有効な場面
- どの機能にデータがあるか分からない場合
- 「顧客A」のように、複数の業務機能にまたがるデータを探す場合
動作の流れ
- AIがキーワードで全文検索を実行
- ヒットしたデータの発生元機能が一覧で返されます
- AIがその機能のデータを詳しく検索・分析します
前提条件
この機能を利用するには、TALONにFess全文検索システム(FTS_FULLTEXT_SEARCH機能)がセットアップされている必要があります。セットアップされていない環境ではチェックを外してください。
6. 会話の保存
MD保存
会話内容をMarkdown形式(.md)で保存します。テキストエディタで閲覧できます。
HTML保存
会話内容をHTML形式で保存します。ブラウザで閲覧できます。
- AIが生成したHTMLコンテンツ(ダッシュボード、グラフ等)がiframeで埋め込まれます
- トークン使用量の累計も含まれます
- 会話のビジュアルなレイアウトが保持されます
7. トークンとコストについて
トークンとは
AIとのやり取りで使用するデータ量の単位です。日本語の場合、おおよそ1文字が1〜2トークンに相当します。
トークン使用量の表示
AIの回答末尾にトークン使用量が表示されます。
*トークン使用量: 入力 20,039 / 出力 441 / 合計 20,480 (累計: 入力 22,390 / 出力 462 / 合計 22,852)*
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| 入力 | AIに送信したデータ量(質問・会話履歴・ツール実行結果など) |
| 出力 | AIが生成した回答のデータ量 |
| 合計 | 今回の質問で使用した合計 |
| 累計 | 現在の会話セッション全体の合計 |
コストの目安
1回の質問で約20,000〜30,000トークンを消費します。入力が全体の95〜99%を占めます。
| モデル | 1回の質問あたり |
|---|---|
| OpenAI GPT-5.4 nano | 約0.7円 |
| OpenAI GPT-5.4 mini | 約2.5円 |
| Claude Haiku 4.5 | 約2.7円 |
| Gemini 3.1 Pro | 約7円 |
| OpenAI GPT-5.4 | 約8円 |
| Claude Sonnet 4.6 | 約10円 |
トークン節約のための自動機能
本システムでは以下の仕組みでトークン消費を自動的に抑制しています。
- HTML除去: AIが生成したHTMLダッシュボードは次の質問以降の会話履歴から除去されます(画面表示・保存には影響ありません)
- ターン数制限: 直近20ターン(質問・回答の組)を保持し、古いものから自動削除されます
- 集計ツール: 大量の生データではなく集計結果のみをAIに返します
回答速度が遅くなったら
会話が長くなるとトークンが蓄積し、応答速度が低下します。 「クリア」ボタン を押して新しい会話を開始することを推奨します。
8. トラブルシューティング
「APIが混み合っているため、処理を中断しました」
レート制限に達しています。30秒ほど待ってから「続けて」と入力してください。前の質問の続きから処理を再開します。
「ツール呼び出しが上限に達しました」
AIがデータ取得を繰り返し、処理回数の上限(15回)に達しました。AIはそれまでに取得した情報でまとめの回答を試みます。質問を具体的に絞り込んで再度お試しください。
「API Error: ...」
AIプロバイダーからエラーが返されました。以下を確認してください。
- APIキーが正しく設定されているか
- APIキーの有効期限が切れていないか
- クレジット残高が十分にあるか
AIが応答しない(「考え中...」のまま)
ページをリロード(F5)して「AIへの指示開始」からやり直してください。
グラフやダッシュボードがテキスト(アスキーアート)で表示される
「グラフで見せて」「HTMLでダッシュボードを作って」のように、ビジュアルな出力を明示的に依頼してください。
事前指示が途中から効かなくなった
「クリア」ボタンを押して新しい会話を開始してください。事前指示は毎回の質問でAIに送信されますが、会話が長くなるとAIが指示を見落とす場合があります。
9. セキュリティについて
データの安全性
- データ参照のみ: この機能はTALONの業務データの検索・集計のみを行います。データの登録・更新・削除は一切行いません
- APIキーの秘匿: APIキーはサーバーサイドで処理され、ブラウザのネットワークタブには表示されません
- セッション認証: TALONにログインしているユーザーの権限でデータにアクセスします。権限を持たない機能のデータにはアクセスできません
AIプロバイダーへのデータ送信
AIに質問すると、以下のデータがAIプロバイダー(Claude/OpenAI/Gemini)のサーバーに送信されます。
- ユーザーの質問文
- 事前指示の内容
- AIがツールで取得した業務データ(検索結果・集計結果)
- 過去の会話履歴
有料プランでは、送信されたデータがAIの学習に使用されることはありません(各プロバイダーの利用規約に準拠)。